明日の「感謝のつどい」を前に、124名のボランティアで、最後の大規模な泥出し大作戦を行いました。
個人宅や側溝の泥出しは大体終了しており、ここ最近は、伊夜彦神社での神社プロジェクトと、家の横の自給用の畑の泥出しを行ってきました。
今のところ、明日いっぱいで、ボランティアセンターを閉鎖する方針で動いています。いったい、どこまでやればいいのか? この見極めはとても難しいです。
はっきりしているのは、被災者が、以前のように自立した暮らしを営んでゆけるまでの支援だということでしょうか。
ここ金山では、橋が流され孤立した集落に、自衛隊が緊急支援物資を運んだ際「何か必要なものはないですか?」と被災者にたずねた時、「特に困ってない」という返答がきたという逸話があります。つまり、山奥の集落なため、元々自給自足的で隣近所で助け合いながら、自立的に暮らしてきたからなんだと思います。
金山町の被災者の多くは、そんなおじいさん、おばあさんたちです。そしてお盆も過ぎ、暑さも少し治まってきたので、そろそろ秋野菜の種まきをして、年越し野菜やお漬け物野菜の準備をしなくてはいけない時期に来ています。家の修繕や食料の確保など、今度の冬を越すための準備こそ、今最も必要とされている支援活動なのかもしれませんね。